厚切り肉はなぜ旨い?

トンカツやトンテキって素敵ですよね。
どぢらも特徴は「厚切り」ってところです。
塊肉ってすっごく迫力がありますが、実際に調理して食べる時には、火の通りや味の滲み具合、さらには食べやすさを考えて、どんどんどんどん小さくなって行く訳です。
塊で調理される焼豚が、ラーメンの上でそれなりに薄く切って盛り付けられているのがその例です。
その小さくなっていく過程の中で、なるべく厚みを維持し、かつ美味しく仕上げる調理テクニックのバランスが取れたところに、美味しいお肉の魅力が詰まっていると考えて良いのだと思います。
ラーメン店で「厚切りチャーシュー」を謳っているお店は、そこに自信がある…はずです(笑)。

厚切りで提供するためには、お肉そのもの味が美味しくなければできません。
だって、味付けで飾ることができない「素材そのもの」の味が剥き出しになる部位が多くなるわけですから!
だから厚切りで提供するお肉料理は、基本的に「素材が新鮮で品質が良い」ことが条件になります。

それともう一つ。
厚切り肉の最大の特徴は、かぶりついたり、口に入れて噛んだ時の「歯応え」にあります。
この歯応えには「旨い!」と感じさせる大きな役割があるんです。
想像してみてください。
今、あなたは目の前にある出来立てアツアツの分厚いトンテキに、ナイフとフォークを入れるところです。
まずフォークを刺し入れて、ナイフでちょっと大きめにカットします。
プリプリと軽やかな音を立てて厚い豚肉が切り落とされて、腹ぺこのあなたはすかさずそれを口に運びます。
頬張った厚い肉に歯を立てると、一瞬、跳ね返すような弾力を感じて顎に力を込めます。
すると、お肉は柔らかく歯を通し、滲み出た肉汁が口いっぱいに広がりました!

あーーーーー旨い!!!!!

これですよ!
お肉に限らず、人間が食品を「旨い」と感じるために歯応えはとっても大きな要素なんですね。
噛む時に歯や歯茎に負荷をかけて刺激されることで唾液が出ます。
この唾液と口の中の物が混ざり合って広がることで、最大限に味を感じることができるようになるからなのです。
例えば、蒲鉾は切る時にほんの1mm厚さが違うだけで、味が全然違うのだといいます。
とある老舗の蒲鉾店の社長さんのお話しですが、蒲鉾と言えばやはりあのプリッとした歯応えが命ですから、とても説得力があります。

そんな「厚切り伝説」をぜひ皆さんに体験していただきたい!

ということで登場した『ヘルシーポークチョップ』の撮影が12月某日にBackBoneラボで行われました。
その際に試食として、厚切りポークステーキ(トンテキですが、ここはあえてポークステーキ)をヘルシーポークチョップに付いてくる特製ジンジャーソースでいただきました。

今朝捌きたて厚切りロースが旨いのはもう当然ですが、この生姜とりんごをすり下ろして作る特製ソースとのハーモニーがまた絶品!!!
お店でお金払って食べたらもったいなくてチマチマ食べてしまう貧乏性のボクですが、これは試食。
もう本能の赴くままのバクバク行きましたよ!!!
あああ、美味しかった。。。

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